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一枚の写真 vol.7 「初めての錫杖」(2013年)

突然ですが、写真にある杖のようなものをご存じでしょうか?

これは錫杖(しゃくじょう)といって、僧侶や修験者が遊行するときに持ち歩く、頭に金属製の輪が付いた杖で、音が鳴ります。

仏教の世界では仏具として儀式の中で使われますが、少林寺拳法では「法器(ほうき)」と呼び、この錫杖を用いた護身の技法「錫杖伝(金剛伝)」が存在します。

錫杖はオーダーメイドで自分の身長に合わせて作ったのですが、身長+拳1つ分くらいの長さにすると扱いやすい様です。

この年の10月に横浜武道合同演武会というイベントが開催され、その演目として初めて錫杖の演武に挑戦した時の写真です。

(ちなみにこの黒い服装は法衣と言い、少林寺拳法の儀式等で使用する服装です)

ちょうど二段を取った頃で

「錫杖やってみない?」とお声がけいただいたのが始まりです。

最初はとりあえず六尺の棒を振って体に慣れさせ、徐々に突きや受けを練習していきました。

棒を振っていると自分が手突きになっていないか、

構えが崩れていないか等のチェックができるので、

現在も時々、錫杖の練習をしています。 錫杖をやっていた方、一緒に練習しませんか?

興味がある方、何事も挑戦です。

ぜひ一緒にやりましょう! お待ちしております。





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