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一枚の写真 vol.8 「交流」(2007年)

写真は少林寺拳法創始者宗道臣師家の高弟、少林寺拳法四天王のひとりに数えられる田村道明先生です。

自分からすると神話伝説の英雄の様な一生お会いできないように思える遠い存在の先生でしたが、まさか横浜片倉道院に指導に来て頂いた事があります。

横浜片倉道院20年の歴史の中で、このころは市内県内に留まらず日本全国から、時には少林寺拳法以外の方々との交流も盛んでした。最近は諸事情により難しいですけどね...

この原動力は、社交性に富む道院長と、横浜片倉道院の姉御と呼ばれた女性幹部拳士の存在でした。今のようにSNSなどのコミュニケーションツールが発達していなかった頃でしたが、こんな逸話がありました。

愛知県で開催される少年部指導者講習会を受講する為、現地に向かう新横浜駅での会話です。

 姉御「少林寺拳法愛知県連盟の理事長にお土産買ってくるから付き合って」

 自分「は?」

 姉御「その時に新井会長の分も一緒に用意してと言われたんだけど...」

 自分「...?」

 姉御「新井会長分からないから、渡しに行く時ついてきて紹介して」

 自分「無理!!」

15~16年前の話なので、姉御入門5年足らずの頃だったはずです。

この後、愛知県と新潟県と神奈川県の有志で各地を周り定期的に練習会と懇親を深めたり、姉御が所属するよさこいチームを合宿に呼んで手作りの鳴子でよさこい体験したりと色々な交流が沢山ありました。いい思い出ですね。

ところで最近、新たな横浜片倉道院の外交官が生まれつつあります。講習会や研修会などで他県の拳士から「や〇〇さんと一緒の道院ですよね」と声を掛けられる事が増えました。

ちなみに姉御も「や〇〇〇さん」と「や」で始まる苗字です... 新たな大交流時代の始まりか???




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